COLUMN 軽井沢の住宅情報

未来の「当たり前」に住もう。—進化する家づくりの現在地—

—進化する家づくりの現在地—

 

こんにちは、東信エリアを中心に高性能住宅を提供しているグラントモノです。

 

私たちはこれまで、「高気密・高断熱」をキーワードに、快適で長く住み継げる家づくりを追求してきました。しかし近年、住宅を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。

 

今、「性能がいい家」とはどのような家を指すのでしょうか? そして、その“当たり前”はいつまで通用するのでしょうか?

このブログでは、変化する住宅性能の基準と、それをふまえた“未来志向の家づくり”についてお話しします。

 


今の当たり前は、未来のスタンダードではない


 

高断熱・高気密の家といえば、約10年前までは“こだわり派”の選択でした。

 

ところが今では、住宅の省エネ性能は法律や制度によって標準化が進み、高気密・高断熱=高性能はもはや当たり前の時代に突入しています。

 

しかし、ここで一つ重要な問いがあります。

「今、当たり前の性能で家を建てて、10年後も快適に暮らせるのでしょうか?」

 

私たちは、今の基準をクリアすることは目標にしていません。これまでも基準をギリギリクリアするレベルではなく、本当に信州の気候風土に合致した性能値を追い求めてきましたが、時代がそこに追い付いてきたかもしれません。

 


変わりゆく住宅性能の基準


 

2025年5月時点では案の段階ですが、住宅性能は段階的に基準がアップしていく方向性で話が進んでいます。

 

2025年5月12日に経済産業省で行われた審議会では現行のZEH基準に変わり、2027年度からは新ZEHとも表現できるレベルアップしたZEH基準の普及が図られることになりました。

※ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。 つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。出典:資源エネルギー庁

 

資料を読むと、現行のZEHの基準よりもかなりレベルの高い住宅が新ZEHの基準になりそうです。

 

出典:経済産業省

 

これまでは、ZEHを取得するために必要な断熱性能は、国の定める断熱等性能等級(以下、断熱等級)では、断熱等級5を取得しておけば基準クリアとなっていました。

 

これが新ZEHの基準案だと断熱等級6が必要となります。

 

5から6。たったレベルが1つ上がったように思われますが、この断熱等級5と6の間には明確な差があり、誤解を恐れず言及すると、断熱等級5は断熱に係る部材を少し良くすれば取得できますが、断熱等級6は各部材の上位スペックの商品の選択が必要になってきます。

 

特に私たちが住む長野県東信エリアにおいては、断熱等級5と6には明確なレベル差があるエリアで、かなりのレベルアップを図らないと未来基準の新ZEH基準はクリアできないと考えられます。

 

 

基準をクリアできる会社=生き残れる住宅会社は、基準をギリギリクリアしている会社ではなく、先進的に高いレベルを取得し続けている会社。というメッセージとも読み取れるのではないでしょうか?

 


なぜ未来の当たり前を先取りすべきか?


 

住宅は車や家電と異なり、型落ち品になったから買い替えよう。というわけにはいかない商品です。建替えようとしても簡単に建て替えられるわけではないのです。

 

だからこそ、建てる時点で少し先の未来を見据えた設計が必要となります。(もう少し時贅沢を言うと、少し未来では無く長期間住むことを前提に少なくとも30年は通用する基準で家を建てたいものです)

 

また、未来の基準=高いレベルの家の建てることは、お客様側にもさまざまなメリットがあります。

 

・光熱費上昇リスクからの脱却

→元々光熱費がかかりにくい=高性能な家を建てておけば、万が一の事態でも上昇幅が抑えられます!

 

・夏の猛暑、冬の厳冬といった気候変動への対応

→長野県では特に厳冬への対応がうれしいです。本当に家じゅう暖かい生活は一度慣れてしまうともう戻れないと思います。

 

・快適性と資産価値

→夏涼しく、冬暖かいといった快適性、そういった住宅が増えることにより形成されていく資産価値。と単純な耐久消費財としての側面ではなく、資産として価値を持ち始めてくれます。

 

新ZEHでは、こういった視点でも基準アップが図られています。

 

エネルギー消費量ベースで、20%だった削減率が35%まで上昇しています。

性能を高くすることにより、家計も助かるわけですから、初期費用が掛かってもランニングコストで取り返すという考え方が普及するのも納得です。

 


グラントモノの未来視点 


 

私たちグラントモノでは、新たな性能基準が発表される前からも以下の3つの要素は最低基準として取り入れて設計していました。

 

1.少し先の基準で設計する

断熱等級6,7、BELSの最高等級を取得する、パッシブ設計を取り入れる。など、未来の当たり前を今から取り入れる。付加断熱を標準採用することにより厳しい長野県の環境でも断熱等級6以上の建物を提供します。(お客様の希望や間取りによっては取得できないこともあります)

 

 

2.暮らし方の変化に対応する

コロナ禍を経てリモートワークの当たり前化、高齢化社会ではバリアフリー化など、時代によって家族構成や暮らし方に変化が生まれるようになりました。家を建てる瞬間ではなく、将来のライフスタイルの変化に柔軟に対応できる間取り設計を心がけています。

 

 

3.エネルギーと環境の変化に強い

太陽光発電や蓄電池、V2H、そしてHEMS(住宅用エネルギー管理システム)と、昨今は住宅とエネルギー施策は切っても切れない関係になってきました。

住宅設計の段階からエネルギー自給の視点も含めた提案を行っています。

 

 

このような取り組みをしている中で、未来の基準たちにも同様の視点での取り組みが盛り込まれてきております。

 

お客様の要望にもよりますが、断熱基準の最高等級である、等級7(Ua値0.2)をクリアしている物件も複数あります。

 

 

また、HEMS(住宅用エネルギー管理システム)や蓄電池は、新ZEH基準にも新たに追加された項目です。やはり、今の段階で出来ることを追い続けている姿勢こそが、お客様にとって長く愛される住宅になる秘訣なのだと思います。

 


10年後、「この家を選んでよかった」と思うために


 

家は、家族と共に年月を重ねていく存在です。

だからこそ「今ちょうどいい」だけではなく、「未来に誇れる」住まいを選んでほしいと、私たちは考えています。

 

未来の“当たり前”を、あなたの家づくりに先取りしませんか?

 

グラントモノは、その一歩を一緒に考え、形にするパートナーでありたいと思っています

 

 

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