COLUMN 軽井沢の住宅情報

【軽井沢移住】テレワークも快適に!最新のインターネット事情と「10G・Cat6A」を見据えた家づくり

近年、東京など都心から軽井沢へ移住や二拠点生活(デュアルライフ)をされる方が増えています。

 

グラントモノの無料相談会でもよくご相談いただくのが、「軽井沢のインターネット環境って実際どうなの?」という疑問です。

 

大自然に囲まれた軽井沢で、都会と同じようにテレワークや動画視聴、オンラインゲームを楽しめるのか、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、軽井沢の最新インターネット事情を徹底解説!

 

話題のスターリンクや、今後主流となる「10G(ギガ)接続」の実情、そして建築会社ならではの「宅内LAN配線のポイント」についても詳しくお届けします。

 

これから家づくりを検討される方はぜひ最後までご覧ください。

 

 


 軽井沢のネット・電波事情のリアル 〜なぜ固定回線が必須なのか〜


 

軽井沢で家づくりや土地探しをする際、まず知っておくべきなのが軽井沢特有の電波の弱さ」です。

 

年間850万人以上が訪れる日本屈指のリゾート地である軽井沢には、自然環境と美しい街並みを守るための厳しい景観条例(自然保護対策要綱)が存在します。

 

そのため、大規模な通信基地局の鉄塔を建てたり、建物の屋上に目立つアンテナを設置したりすることが厳しく制限されています。

 

さらに、夏場は豊かな木々が生い茂ることで電波が遮られやすくなり、お盆や大型連休には観光客の急増によって通信需要がパンクし、一時的に通信速度が著しく低下することもあります。

 

近年ではNTTドコモなどの大手キャリアも景観に配慮した基地局の整備や通信改善プロジェクトに力を入れていますが、森の深い別荘地などでは未だに「スマホの電波が不安定」というエリアも少なくありません。

 

 


 【スマホのテザリング頼みはNG!通話を安定させる「フェムトセル」とは?】


 

こうした背景から、移住後に「スマホのテザリングやモバイルWi-Fiだけでテレワークをこなそう」と考えるのは非常にリスキーです。

 

自宅で快適に過ごすためには、電柱から物理的にケーブルを引き込む「光回線」などの固定回線の導入が大前提となります。

 

しかし、ここで盲点になるのが「ネットは光回線のWi-Fiでサクサク繋がるのに、仕事の電話(音声通話)が圏外になって途切れてしまう」という問題です。

 

このスマホ自体の電波問題を解決する強力な策が、ご契約の通信キャリア(ドコモなど)から提供される「フェムトセル(小型のモバイル基地局)」の設置です。

 

これは、ご自宅に引き込んだ「光回線などの固定回線」に専用機器を繋ぐことで、家の中に自分専用の強力な携帯電波を発射する仕組みです。

これを導入したことで「夏場でもスマホのアンテナが常に4本立つようになり、仕事の電話が安心してできるようになった」という実例が多くあります。

 

つまり、軽井沢でスマホの通話環境を守るためにも、まずは大元となる安定した固定インターネット回線を確保することが何より重要と言えます。

 

 


 快適なテレワークを支える回線選びと「10G」の重要性


 

固定回線を導入する際、これまでは「最大速度1Gbps」のプランが標準的でした。

現在ではその10倍のポテンシャルを持つ「10Gbps(10ギガ)プラン」が大きな注目を集めています。

 

ただし、2026年4月現在、軽井沢での10G提供エリアはまだ少なく、限定的なのが実情です。

 

そのため「移住後すぐに、どうしても10G回線を使いたい!」という場合は、あらかじめ10G提供エリアであることを踏まえた土地探しが必要になります。

 

とはいえ、従来の1Gbpsプランを担ってくれているフレッツ回線やコミュファ回線等の光回線は軽井沢エリアを十分にカバーしており、通常のテレワークや高画質動画の視聴であれば問題なく快適にこなせます。

 

重要なのは、10Gエリアは今後どんどん拡大していくため、将来を見据えて今から「家側」の準備をしておくことです。

 

「オンラインゲームをしないから10Gも必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、10G回線の真価は「圧倒的な帯域の余裕(通信の太さ)」にあります。昨今は、ご夫婦が別々の部屋で同時にオンライン会議を行いながら、リビングではお子様が4K・8Kの高画質動画をストリーミング再生し、さらに家中のスマート家電が常にネットワークに接続されているという状況が当たり前になりつつあります。

 

こうした「複数デバイスの同時接続」でも通信が渋滞せず、常に安定した速度を維持できるのが10G接続の最大のメリットです。

 

数年後の生活スタイルの変化を見据えれば、非常に利便性の高い賢い選択肢です。軽井沢で選択できる主な回線事情は以下の通りです。

 

  • フレッツ光(光コラボ含む)

全国で最も普及しているフレッツ光回線は、NTTが敷設した光ファイバー網です。

そのフレッツ光回線を利用し、各プロバイダ側で一括契約してくれるサービスが光コラボレーションです。(現在はほぼ全ての契約が光コラボレーションだと思われます。)

 

軽井沢町でも「ドコモひかり」や「ソフトバンク光」など、多くの光コラボレーションモデルが利用されていますので、安心して日本最大級の光ファイバー網を使うことができます。

 

 【10G接続の実績】 軽井沢町内でも一部の事業者において10ギガプランの利用実績があります。

 

実際の長野県の測定データでも下り・上りともに高い数値が出ており、非常に高速で安定した通信が確認されています。

 

ただし、別荘地やエリアによっては10Gが未対応であったり、そもそも光回線自体が引き込めない場所もあるため、建築予定地での事前のエリア確認が必須です。

特に従来の別荘地ではなく、山を切り開いて最近宅地として販売されているエリアなどは光ファイバー自体の敷設が未対応だったりするので注意が必要です。

 

  • コミュファ光

中部テレコミュニケーションが提供する「コミュファ光」は、長野県内で非常に人気の高い光回線です。

 

長野県内の光回線速度ランキングでも平均ダウンロード速度720Mbpsを超え、トップクラスのスピードを誇っています。

 

 【10G接続の実績】 通信速度最大10Gbpsのメニューが提供されており、大容量データも快速です。

 

さらに、オンラインゲームやeスポーツ向けに遅延時間を最小限に抑える「ファストコネクトオプション(ゲーミングカスタム)」といった専門的なオプションも用意されており、回線が混雑する時間帯でも快適に通信できます。

 

こちらもエリア調査をおすすめします。

 

  • ケーブルテレビ回線

長野県はケーブルテレビ網が充実しており、「LCVひかり de ネット」などは県内の光回線速度ランキングで堂々の1位(平均ダウンロード速度約836Mbps)を記録するほど優秀です。

 

光回線が届きにくいエリアでも、ケーブルテレビなら引き込めるケースがあるため、有力な選択肢の一つとなります。

 

  • スターリンク(Starlink)★大注目の次世代インフラ

「深い森の中で、どうしても光回線もケーブルテレビも引けない!」「別荘地特有の電柱引き込みコストが高すぎる!」という場合の救世主となっているのが、衛星通信の「スターリンク(Starlink)」です。

 

テスラ社でおなじみの世界的起業家、イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「SpaceX社」が提供している革新的なサービスで、数千機もの人工衛星を地球に近い低軌道に打ち上げることで、これまで弱点とされていた「通信の遅延(ラグ)」を劇的に改善しました。

 

空さえ開けていれば、専用のアンテナを設置し電源を入れるだけで、数分で宇宙空間の衛星とリンクします。

 

大規模な基地局建設や、電柱からケーブルを引っ張る工事が不要なため、「厳しい景観条例がある軽井沢」や「国立公園付近の深い森」といった物理的な制約が多い環境とは非常に相性が良いのです。

 

 通信品質も驚くべきもので、長野県内を含む衛星回線の実測データでは、平均ダウンロード速度214.4Mbps、アップロード速度33.5Mbps、Ping値(遅延)31.9msを記録しています。

 

これは、テレワークでの重いファイルの送受信やZoom会議、4K動画の視聴なども全くストレスなくこなせる実力です。

 

さらに、建築会社としての視点でおすすめしたいポイントが、スターリンクのアンテナには融雪(ヒーター)機能が備わっている点です。雪が降ると自動的にアンテナが温まり通信を維持してくれるため、厳しい冬を迎える軽井沢の気候にも適応できるタフさを兼ね備えています。

注意点としては、冬に設置した場合、夏に木々が生い茂った際に電波状況が悪くなる可能性が残ります。

十分に空が見える状況で初めてポテンシャルが発揮できるため、そこだけはお気を付けください。

 

 


 【建築会社からのアドバイス】10G回線を活かす宅内LAN配線「Cat6A」のすすめ


 

ここで、家づくりに携わる私たちグラントモノからの重要なアドバイスです。

 

せっかく外から10Gの超高速回線を導入しても、「家の中のLANケーブル」が10Gに対応していなければ、その性能を全く活かすことができません。

 

Wi-Fi(無線)も便利ですが、安定した通信が求められるテレワーク用の書斎や、オンラインゲーム用の部屋、株式売買のためのPCへの接続、各種サブスクサービスを視聴するテレビ周りには、有線LANポートを設けることを強く推奨しています。

 

その際、壁の中に配線するLANケーブルの規格を「カテゴリー6A(Cat6A)」に指定してください。

従来の主流だった「カテゴリー5e(Cat5e)」や「カテゴリー6(Cat6)」は1Gbpsまでの対応ですが、「カテゴリー6A」であれば10Gbpsの超高速通信に完全対応しています。

 

 

LANケーブルは壁の中に埋め込んでしまうため、家が完成してから後で配線をやり直すのは非常に困難で、大がかりな工事とコストがかかります。

 

「今はまだ1Gbpsの契約だから…」という方でも、数年後の10G時代を見据えて、新築時にあらかじめ「Cat6A」で配線しておくことが、将来の利便性と資産価値を大きく左右する賢い選択です。

 

 

 


 まとめ:ネット環境を見据えた家づくりを!


 

軽井沢で快適なネット環境を手に入れるためには、「土地探しの段階でどの回線が引き込めるかを確認すること」と、「将来を見据えた宅内配線(Cat6A)を計画すること」が何より重要です。

 

グラントモノ建築設計事務所では、軽井沢の地域特性や電波事情を熟知したスタッフが、ネット環境や配線計画を含めたトータルな家づくりをサポートいたします。

 

「移住を考えているけれど、土地のネット環境が不安…」・「テレワーク主体の間取りにしたい」という方は、ぜひグラントモノ建築設計事務所の無料相談会へお気軽にご参加ください!オンラインでのご相談も対応しております。

 

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